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アジアの平和 ④未来志向の対韓国外交 [平和外交]

 新冷戦の脅威を踏まえつつ、アジアひいては世界に平和をもたらすために、日本は何をしたらよいか。前回の「日韓関係の不都合な現状」に続いて、未来志向の対韓国外交を考えてみよう。

 

1.日韓歴史問題への外交姿勢

 日韓は隣国同士であるがために、歴史問題で多くの困難を抱えている。恨みの気持ちを癒すには、大変な努力が必要である。

 慰安婦問題で「合意は1ミリも動かさない」(菅官房長官)とか、徴用工判決は「暴挙だ」(河野外相)と必要以上に激しい言葉をぶつけたのでは、関係はこじれるばかりだ。韓国にもいる良識ある人々が、ものを言えなくなる事態は避けたい。

 一般に、歴史問題については、どこの国民も、事実や当時の状況を知らされていないことが多い。事実は事実として、しっかり広報することは大事である。その上で、言うべき立場の人は、必要最小限のコメントを出し、あとは、静かに待つのが良策である。

 

2.民間外交のすすめ

文在寅大統領は、会合で「過去の問題が未来志向的な日韓関係の足を引っ張るのは望ましくない」と述べた。未来志向的な関係を築くために、日韓は相手をもっと「識る」ことから始めよう。

 

①歴史の共同研究

日本の学校では現代史を習う機会が少なく、韓国では若者が被害の歴史を熱心に教えられ、恨の精神を植え付けられていると聞く。そこで、日韓の有識者間で、日韓と東アジアの歴史を共同研究すべきである。一致できない箇所は両論併記でよい。研究成果は各国の教科書に載せて、正しい歴史認識を持った未来志向のアジア人を育てたい。

 

②訪問客の誘致

 2017年、訪日韓国人は714万人に急増、訪韓日本人は230万人に減少している。両国国民の相互理解を促進するため、観光客やビジネス客をもっと増やす施策が必要である。

 

③民間交流の促進

A:日韓親善協会中央会は1976年に設立され、初代会長は椎名悦三郎氏、現会長は河村建夫氏。韓国側にも同様の組織があり相互交流を行っている。本年10月には、日韓パートナーシップ宣言20周年記念行事が開催された。青少年交流事業は今年で30回目になる。

B:NPO法人・日韓文化交流会は、2004年に設立され、文化交流とボランティア活動を通じて、ワンアジアの理念を目指す文化共同体で、日韓両国の友情と和合を目指している。年間10件以上のイベントを開催し、事務局は札幌と東京にある。

C:公益財団法人・日韓文化交流基金は、1983年に設立され、日韓両国民の相互理解と信頼関係構築のため、人的交流と学術・文化交流を実施している。特に青少年交流事業は活発で、毎年100名単位の相互訪問を実施している。

 

3.東アジア非核兵器地帯構想のすすめ

アジアを非核兵器地帯にする構想については、後述する。

 

4.東アジア共同体の理念共有

 アジアの平和は共同体の創設によってもたらされる。まず、韓国とその理念を共有し、中国を誘い込む手はずを整えよう。詳細は後述する。

 

5. まとめ(筆者コメント)

①文在寅大統領が未来志向を言いながら、言行不一致なのは残念である。

 

②徴用工問題の推移を見ると、「日韓併合は違法」論が根底にあるようだ。併合時代に日本は良いこともたくさんしたが、違法と言われても仕方ないところもあった。

 

③日韓の氷を解かすには、国際世論を味方につけ、民間外交も使って粘り強く説得するしかない。

 

④東アジアを非核兵器地帯にする構想や、東アジア共同体の推進については、後続の当ブログで、考えてみよう。

 

 

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majyo

韓国はもっとも日本に根づいていると思うのです
韓国の若者は歴史を被害の面から学びますが
日本は近代史は時間を割かない
私が知らなかったのか? 大人になってから知った歴史が多い
歴史の共同研究は良いですね
歴史を知り卑下する必要もありませんが、しかし蔑視や尊大な態度は頂けません
by majyo (2018-12-14 18:57) 

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